廣瀬敬(読み)ひろせ けい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「廣瀬敬」の解説

廣瀬敬 ひろせ-けい

1968- 平成時代の地球惑星学者,高圧地球学者。
昭和43年2月9日生まれ。日本学術振興会特別研究員,東京工業大助手,カーネギー地球物理学研究所客員研究員をへて,平成11年東京工業大助教授,18年同大教授。地球の下部マントルの主要鉱物ペロフスカイトがより密度の大きな鉱物ポストペロフスカイトに相転移することを発見する。平成19年井上学術賞,日本IBM化学賞。23年「マントル最深部の物質ダイナミクスに関する研究」で学士院賞。千葉県出身。東大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android