延板(読み)ノベイタ

デジタル大辞泉 「延板」の意味・読み・例文・類語

のべ‐いた【延(べ)板】

金属を打ち延ばして板状にしたもの。「金の延べ板
物を延ばすのに用いる、平たく広い板。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「延板」の意味・読み・例文・類語

のべ‐いた【延板】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 平たく広い板。物をのばすのに用いる板。
    1. [初出の実例]「大きなのべ板にうどん粉をなすって」(出典:田舎教師(1909)〈田山花袋〉四)
  3. 金属を打ちのばして板のようにしたもの。
    1. [初出の実例]「黄銅及銅の延板(ノベイタ)当地にて未だ実際販売を試みしことあらざれば」(出典朝野新聞‐明治二四年(1891)四月九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む