弁天・辯天・辨天(読み)べんてん

精選版 日本国語大辞典 「弁天・辯天・辨天」の意味・読み・例文・類語

べん‐てん【弁天・辯天・辨天】

※雑俳・柳多留‐初(1765)「弁天をのけると跡はかたわ也」
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① ((一)から転じて) 美しい女
※雑俳・柳多留‐九七(1828)「羽織の弁天江の島を唄ってる」
② (俗に蛇(へび)弁才天御使であるというところから) 蛇の異称
※雑俳・川柳評万句合‐宝暦一〇(1760)義三「弁天をまたひできもがいもに成り」

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