弁房承誉(読み)べんぼう しょうよ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「弁房承誉」の解説

弁房承誉 べんぼう-しょうよ

?-? 鎌倉時代の荘官(しょうかん)。
正和(しょうわ)(1312-17)のころの東寺(とうじ)領伊予(いよ)(愛媛県)弓削島(ゆげじまの)荘の雑掌(ざっしょう)。地位を利用して年貢の塩をふやすなどの非法をおこない,うったえられて追放となる。その後武力で荘内に乱入するなど悪党としても知られた。同時期の弓削島荘預所(あずかりどころ)承誉(しょうよ)と同一人物とする説もある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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