デジタル大辞泉 「弁置換術」の意味・読み・例文・類語 べんちかん‐じゅつ〔ベンチクワン‐〕【弁置換術】 心臓弁膜症の外科的治療法の一つ。変性した弁を切除し、人工弁(機械弁・生体弁)を設置する。→弁形成術 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「弁置換術」の意味・わかりやすい解説 弁置換術べんちかんじゅつvalve replacement 変形が進行し,修復不可能となった心臓弁を代用弁と取替える手術をいう。弁置換術によって心臓弁膜症の外科治療は著しい進歩をとげた。僧帽弁と大動脈弁が多いが,三尖弁に対して行われることもある。代用弁としては,人工弁のほかに最近,ブタの大動脈弁をグルタルアルデヒドで処理してつくった,いわゆる生体弁も広く用いられるようになった。耐久性については人工弁,血栓形成防止については生体弁のほうがすぐれている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by