引き後る(読み)ひきおくる

精選版 日本国語大辞典 「引き後る」の意味・読み・例文・類語

ひき‐おく・る【引後・引殿】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「ひき」は接頭語 ) 他よりあとになって隔たりができる。
    1. [初出の実例]「御車にてひきおくれて候はせ給」(出典:栄花物語(1028‐92頃)著るはわびしと嘆く女房)

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