デジタル大辞泉 「引き退く」の意味・読み・例文・類語 ひき‐の・く【引き▽退く】 [動カ四]引きさがる。退去する。「義朝清盛、色を失ひて―・き」〈保元・中〉[動カ下二]「ひきのける」の文語形。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「引き退く」の意味・読み・例文・類語 ひき‐の・く【引退】 [ 1 ] 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 退く。退去する。[初出の実例]「義朝、清盛色をうしなひて引退(ヒキノキ)、所々にひかへたり」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)中)[ 2 ] 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 ⇒ひきのける(引退) ひき‐しりぞ・く【引退】 [ 1 ] 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 その場からしりぞき去る。ひきのく。[初出の実例]「全汝が敵対すべきにあらず。とうとう引退(ヒキシリゾ)け」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)中)[ 2 ] 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 しりぞくようにする。しりぞき去らせる。退去させる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例