引っ絡まる(読み)ひっからまる

精選版 日本国語大辞典 「引っ絡まる」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐からま・る【引絡】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「ひっ」は接頭語 ) 強くからまる。ぎゅっとからまる。また、物事が複雑に入り組む。こんがらかる。ひきからまる。
    1. [初出の実例]「蔓ひっからまりて逃れ難く悶ゆる中に」(出典:ありのすさび(1895)〈後藤宙外〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android