引の山の(読み)ひくのやまの

精選版 日本国語大辞典 「引の山の」の意味・読み・例文・類語

ひく【引】 の 山(やま)

  1. ( 「山」は祇園会に引く山鉾(やまぼこ)の意 ) 物事多忙・繁雑なさまにいう。あれやこれや混乱するさま。何のかのと文句が多く、評議がまちまちなさまをいう。
    1. [初出の実例]「らく中には御てんやくの、ひくの山のと申て、上手のくすしおほひによって」(出典:虎明本狂言・神鳴(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む