引掛結(読み)ひっかけむすび

精選版 日本国語大辞典 「引掛結」の意味・読み・例文・類語

ひっかけ‐むすび【引掛結】

〘名〙 女帯の結び方の一つお太鼓に結ばないで、長くたらしておくもの。庶民階級の平常用の結び方。ひきかけむすび。ひっかけ。
浮世草子五箇の津余情男(1702)四「芝居女形反古ぞめのうしろ帯ひっかけ結びに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android