デジタル大辞泉 「引敷物」の意味・読み・例文・類語 ひしき‐もの【▽引敷物】 敷物。和歌では海草の「ひじきも(鹿尾菜藻)」にかけて用いられることが多い。「思ひあらば葎むぐらの宿に寝もしなむ―には袖をしつつも」〈伊勢・三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「引敷物」の意味・読み・例文・類語 ひしき‐もの【引敷物】 〘 名詞 〙 しきもの。ひっしき。ひしき。多く「ひじきも(鹿尾菜藻)」と掛詞にして用いる。[初出の実例]「思ひあらば葎(むぐら)の宿に寝もしなんひしきものには袖をしつつも」(出典:伊勢物語(10C前)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例