引水村(読み)ひきのみずむら

日本歴史地名大系 「引水村」の解説

引水村
ひきのみずむら

[現在地名]大津町引水

大津町の南にある。阿蘇外輪の南西部に広がる瀬田裏せたうら原野の西裾野が、白川右岸の古い段丘面と接する付近にあたる。慶長一三年(一六〇八)検地帳によると、名請人五三人(うち入作二〇)、人数三四(うち小者一・下女一)、屋敷数二一(うち空屋敷四)・屋敷持一七人・家数三二、牛馬九、畠・屋敷四四町七反余、分米三一三石五斗余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android