引用分析(読み)いんようぶんせき(その他表記)citation analysis

図書館情報学用語辞典 第5版 「引用分析」の解説

引用分析

引用文献著者による文献利用の明示的な表現と捉え,引用された文献の特性を分析することにより,研究にかかわるさまざまな事象を解明しようとする調査,あるいは研究領域.引用文献の持つ主題,書誌的形態,発行国,言語,刊年,雑誌名,著者名などの情報を定量的または定性的に分析し,研究者間の情報伝達や影響関係,研究分野内や分野間での情報伝達や知識の発展過程,研究分野間の関係,研究分野や雑誌,研究者,研究機関などの活動や影響度,情報メディアの性質などを明らかにしようとするものである.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android