引級(読み)いんぎゅう

精選版 日本国語大辞典 「引級」の意味・読み・例文・類語

いん‐ぎゅう‥ギフ【引級・引汲】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「いんきゅう」とも )
  2. 訴訟のときに、弁護すること。論争の時など、支援すること。
    1. [初出の実例]「引級 インギフ 教導分」(出典:色葉字類抄(1177‐81))
  3. 加勢すること。応援すること。
    1. [初出の実例]「特更晴宗へ引汲候而、対輝宗疎遠之儀不之候」(出典伊達家文書‐永祿九年(1566)二月朔日・葦名盛興起請文)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android