引音(読み)ひきおん

精選版 日本国語大辞典 「引音」の意味・読み・例文・類語

ひき‐おん【引音】

  1. 〘 名詞 〙 長く引いて発音される母音長音(ちょうおん)
    1. [初出の実例]「茘枝(りちい)れいしの唐音也。りは、れいと通じ、ちは、しと通ず。いは、ちの引音也」(出典日本釈名(1699)下)

いん‐おん【引音】

  1. 〘 名詞 〙 ことばの間に「い」「う」「ん」の音をはさんで、声を長く引いてとなえること。たとえば、詩歌を「しいか」、女御を「にょうご」という類。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 茘枝 実例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む