日本歴史地名大系 「弘願院」の解説 弘願院ぐがんいん 秋田県:秋田市久保田城下楢山弘願院[現在地名]秋田市楢山共和町楢山(ならやま)の川口境の近くにある。浄土宗、光礼山と号し、本尊阿弥陀仏。寛永五年(一六二八)建立と伝える(秋田名蹟考)。寛文三年(一六六三)の外町屋敷間数絵図には寺町のうち西勝(さいしよう)寺と浄弘(じようこう)寺の間にあったが、その後類焼した。「六郡総諸寺院由緒」(県立秋田図書館蔵)によれば、新たに向庄九郎下屋敷を召し上げて元禄九年(一六九六)五月再建したと伝える。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by