張殿(読み)はりどの

精選版 日本国語大辞典 「張殿」の意味・読み・例文・類語

はり‐どの【張殿】

  1. 〘 名詞 〙 衣服を打ち、板引、籡(しんし)張りなどをする家。また、それを業とする人。はりや。
    1. 張殿〈三十二番職人歌合〉
      張殿〈三十二番職人歌合〉
    2. [初出の実例]「右〈勝〉はりとの きぬ共を春の日しめしおきもあへず花見の出立急がるる比」(出典:三十二番職人歌合(1494頃)九番)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android