強い肴(読み)シイザカナ

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「強い肴」の解説

しいざかな【強い肴】

懐石で、基本の献立に加えて、さらに酒を客にすすめるために出す酒の肴(さかな)。◇「強肴」と書くことも多い。「進め肴」ともいう。「預け鉢」ともいうが、「預け鉢」はご飯おかず、「強い肴」「進め肴」は酒の肴という意味合いが強い。また、焼き物のあとに出すことが多いが、「強い肴」「進め肴」は八寸のあとに出すこともある。⇒懐石

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む