強らか(読み)コワラカ

デジタル大辞泉 「強らか」の意味・読み・例文・類語

こわ‐らか〔こは‐〕【強らか】

[形動ナリ]
手触りがかたいさま。ごわごわしているさま。
練り色の衣の―なるを着て」〈今昔・二二・七〉
荒々しいさま。無骨なさま。
片田舎さぶらひどもの、―にて」〈平家・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「強らか」の意味・読み・例文・類語

こわ‐らかこは‥【強らか】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「らか」は接尾語 ) 固く、ごつごつしたさま。荒々しく無骨なさま。人情を解さないさま。
    1. [初出の実例]「練(ねり)色の衣の強(こはらか)なるを着て」(出典今昔物語集(1120頃か)二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む