強らか(読み)コワラカ

デジタル大辞泉 「強らか」の意味・読み・例文・類語

こわ‐らか〔こは‐〕【強らか】

[形動ナリ]
手触りがかたいさま。ごわごわしているさま。
練り色の衣の―なるを着て」〈今昔・二二・七〉
荒々しいさま。無骨なさま。
片田舎さぶらひどもの、―にて」〈平家・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「強らか」の意味・読み・例文・類語

こわ‐らかこは‥【強らか】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「らか」は接尾語 ) 固く、ごつごつしたさま。荒々しく無骨なさま。人情を解さないさま。
    1. [初出の実例]「練(ねり)色の衣の強(こはらか)なるを着て」(出典今昔物語集(1120頃か)二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む