強制消却(読み)キョウセイショウキャク

デジタル大辞泉 「強制消却」の意味・読み・例文・類語

きょうせい‐しょうきゃく〔キヤウセイセウキヤク〕【強制消却】

株主同意を得ないで、会社が一方的に株式を消却すること。→任意消却

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精選版 日本国語大辞典 「強制消却」の意味・読み・例文・類語

きょうせい‐しょうきゃくキャウセイセウキャク【強制消却】

  1. 〘 名詞 〙 株主の意思にかかわりなく、抽選、比例配分などの方法によって、会社が一方的に特定発行済株式を消滅させること。任意消却に対するもの。

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世界大百科事典(旧版)内の強制消却の言及

【減資】より

…減少の方法としては,株金額を減少させる方法と株式数を減少させる方法があり,後者には,株式の消却による方法と株式の併合による方法がある。さらに株式の消却の方法には,会社が株主との契約により株式を取得して行う任意消却と,通常は持株数に比例して平等に,株主の意思に関係なく行う強制消却の方法がある。名目上の減資には株式の併合または強制消却の方法が用いられることが多い。…

※「強制消却」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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