強禦(読み)きょうぎょ

精選版 日本国語大辞典 「強禦」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ぎょ キャウ‥【強禦】

〘名〙 善をしりぞけるほどにわるくて強いこと。また、その者。武勇にすぐれていることにもいう。〔新撰字解(1872)〕〔孔子家語‐弟子行〕

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デジタル大辞泉 「強禦」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ぎょ〔キヤウ‐〕【強×禦】

わる強くて善を受け付けないこと。
武勇に優れること。

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普及版 字通 「強禦」の読み・字形・画数・意味

【強禦】きよう(きやう)ぎよ

横暴で勢力のある者。〔後漢書、党錮伝序〕李膺・陳・王暢と(こもごも)相ひ襃重す。學中の語に曰く、天下楷李元禮(膺)、強禦を畏れざる陳仲擧()~と。~より以下、其の貶議を畏れざる(な)し。

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