彌勒三会(読み)みろくさんえ

精選版 日本国語大辞典 「彌勒三会」の意味・読み・例文・類語

みろく‐さんえ‥サンヱ【彌勒三会】

  1. 〘 名詞 〙 彌勒が釈迦入滅後、五六億七千万年後にこの世界に現われて、華林園の龍華樹(りゅうげじゅ)の下で説法するという法会(ほうえ)。三回にわたって行なわれるという。龍華会
    1. [初出の実例]「此寺為伝法灌頂之庭、可井花水之事、令彌勒三会暁」(出典古今著聞集(1254)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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