精選版 日本国語大辞典 「彌増」の意味・読み・例文・類語
いや‐まし【彌増】
いや‐まさり【彌増】
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「いや」は副詞 ) いよいよ多くなるさま。激しくなるさま。一段と増大するさま。
- [初出の実例]「さるあひだに思ひはいやまさりにまさる」(出典:伊勢物語(10C前)四〇)
1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...