彌遠長(読み)いやとおなが

精選版 日本国語大辞典 「彌遠長」の意味・読み・例文・類語

いや‐とおなが‥とほなが【彌遠長】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「いや」は副詞 )
  2. いよいよいつまでも続くさま。ますますながいさま。
    1. [初出の実例]「天地と 彌遠長爾(いやとほながニ) 万代かくしもがもと」(出典万葉集(8C後)三・四七八)
  3. いよいよ遠くまで続いて長いさま。
    1. [初出の実例]「はふ葛の いや遠長く 〈一云 葛の根の 彌遠長爾(いやとほながニ)万世に 絶えじと思ひて」(出典:万葉集(8C後)三・四二三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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