万世(読み)バンセイ

デジタル大辞泉 「万世」の意味・読み・例文・類語


よろず‐よ〔よろづ‐〕【万世/万代】

限りなく長く続く世。ばんせい
「―にかくしもがも千代にもかくしもがも」〈推古紀・歌謡〉

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精選版 日本国語大辞典 「万世」の意味・読み・例文・類語

ばん‐せい【万世】

  1. 〘 名詞 〙 よろずよ。万代。永久。永世。ばんせ。永遠。
    1. [初出の実例]「山川長万世、人事短百年」(出典:性霊集‐一〇(1079)九想詩・成灰相)
    2. [その他の文献]〔史記‐秦始皇本紀〕

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普及版 字通 「万世」の読み・字形・画数・意味

【万世】ばんせい

万代。永久。〔史記、秦始皇紀〕制して曰く、~今より已來、諡法(しはふ)を除き、(われ)を始皇と爲し、後世以て計數し、二世三世より千世に至り、之れを無窮に傳へん。

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