当局者(読み)とうきょくしゃ

精選版 日本国語大辞典 「当局者」の意味・読み・例文・類語

とうきょく‐しゃタウキョク‥【当局者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. その事を取り扱っている人。当事者
    1. [初出の実例]「何となれば当局者にあらざるよりは其事の内実隠微の辺に通じ難く」(出典:批評論(1888)〈大西祝〉)
    2. [その他の文献]〔塩鉄論‐刺復〕
  3. 政務の重要な地位にある人。
    1. [初出の実例]「改正の期既に過ぎしを以て当局者は一日之を懐に忘るること能はず」(出典:条約改正論(1889)〈島田三郎〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む