当意即妙(読み)トウイソクミョウ

デジタル大辞泉 「当意即妙」の意味・読み・例文・類語

とうい‐そくみょう〔タウイソクメウ〕【当意即妙】

[名・形動]すばやくその場面に適応して機転をきかすこと。また、そのさま。「当意即妙な対応をする」
[類語]即妙

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精選版 日本国語大辞典 「当意即妙」の意味・読み・例文・類語

とうい‐そくみょう タウイソクメウ【当意即妙】

〘名〙 すばやく、その場に適応した気転をきかすこと。
※明宿集(1465頃)「翁に至ては、細拝する姿あるべからず。当意即妙の舞風のみなるべし」

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四字熟語を知る辞典 「当意即妙」の解説

当意即妙

すばやく、その場に適応した機転をきかすこと。

[活用] ―な・―に。

[使用例] 如何にも当意即妙の返答である[谷崎潤一郎*少年|1911]

[使用例] 相手をやっつけるにはまったく当意即妙の考えだと彼は思った[開高健*日本三文オペラ|1959]

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