即妙(読み)ソクミョウ

デジタル大辞泉 「即妙」の意味・読み・例文・類語

そく‐みょう〔‐メウ〕【即妙】

[名・形動]当意即妙」の略。「即妙な(の)受け答え」
[類語]当意即妙

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「即妙」の意味・読み・例文・類語

そく‐みょう‥メウ【即妙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「とういそくみょう(当意即妙)」の略 ) その場に即応して機転のきくこと。即座妙案を出すこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「凡慮におよはぬ即妙なる返答、世にこへたるきてん坊主哉とかんじ」(出典:慶長見聞集(1614)四)
    2. 「何さま左様で阿娘(あらう)とは即妙(ソクメウ)の洒落だらう」(出典:寄笑新聞(1875)〈梅亭金鵞六号)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android