デジタル大辞泉 「日本三文オペラ」の意味・読み・例文・類語 にほんさんもんオペラ【日本三文オペラ】 武田麟太郎の中編小説。浅草のアパートを舞台に市井の人々の生活を描いたリアリズム小説。昭和7年(1932)「中央公論」誌に発表。昭和10年(1935)刊行の作品集「市井事」に収録。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の日本三文オペラの言及 【銀座八丁】より …36年《続銀座八丁》を《モダン日本》に連載。浅草の安アパートに住む下層庶民の群像を描いた《日本三文オペラ》(1932)で定着させた〈市井事もの〉の作風を長編の風俗小説として成功させた作品。ファシズム台頭の時代を背景に,銀座の酒場に出入りする階層の頽廃した生態が描かれている。… ※「日本三文オペラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by