当障(読み)あたりさわり

精選版 日本国語大辞典 「当障」の意味・読み・例文・類語

あたり‐さわり‥さはり【当障】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 他のものに悪い影響を及ぼすこと。さしさわり。
    1. [初出の実例]「下女壱人あたりさわりで蔵へねせ」(出典:雑俳・柳多留‐三(1768))
  3. 周囲に対する不平不満。いやみや苦情。
    1. [初出の実例]「子どもがわるいゆへ猶々ふさぎ当りさわりをいふ」(出典:洒落本・玉之帳(1789‐1801頃)二)
  4. 周囲に対する態度
    1. [初出の実例]「ぐっとみおろす心から、猶さら腹も立たり居たり、あたりさはりもあらけなく」(出典:洒落本・駅舎三友(1779頃)きぬぎぬ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む