形影相憐れむ(読み)けいえいあいあわれむ

故事成語を知る辞典 「形影相憐れむ」の解説

形影相憐れむ

非常に孤独で、訪れてくれる人もいないことのたとえ。

[使用例] 貧乏同士形影相憐むとはいうものの、どちらが形か影かと苦笑された[織田作之助世相|1946]

[由来] 七~八世紀、中国の唐王朝の時代の詩人ちょうきゅうれいの「鏡に照らして白髪を見る」という詩の一句から。前半で、昔は大志を抱いていたのに、うまくいかないままに白髪の年になった、と嘆いたあと、「誰か知らん、明鏡うち、形影自ら相憐れまんとは(鏡を見て、自分と鏡に映った自分とが、お互いに憐れみ合うことになるとは、だれが予想したことだろう)」と結んでいます。

〔異形〕形影相とむらう。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

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