精選版 日本国語大辞典 「形見顔」の意味・読み・例文・類語
かたみ‐がお‥がほ【形見顔】
- 〘 名詞 〙 別れた人を思い出させるような様子。別れた人に似かよう、すがたかたち。
- [初出の実例]「恋ひわびて我とながめし夕暮もなるれば人のかたみがほなる〈藤原定家〉」(出典:六百番歌合(1193頃)恋・二四番)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...