彦七(読み)ひこしち

精選版 日本国語大辞典 「彦七」の意味・読み・例文・類語

ひこしち【彦七】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 楠木正成を攻めて功あった「大森彦七」から ) 「大盛り」をしゃれていった語。
    1. [初出の実例]「楊枝屋は彦七にして豆を売」(出典:雑俳・苔翁評万句合(1751‐64))
  3. 武士をいう、人形浄瑠璃社会の隠語
    1. [初出の実例]「侍 彦七」(出典:洒落本・虚実柳巷方言(1794)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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