髣髴(読み)ほう(はう)ふつ

普及版 字通 「髣髴」の読み・字形・画数・意味

【髣髴】ほう(はう)ふつ

ほのかに。また、さながら。〔三国志、蜀、諸亮伝注に引く漢晋春秋〕(後の出師の表)曹操の智計は、人に殊す。其の兵を用ふるや、孫に髣髴たり。然れども~(ほとん)ど北山に敗れ、殆ど關(どうくわん)に死せんとす。

字通「髣」の項目を見る


【彷彿】ほう(はう)ふつ

ほのかなさま。また、似かようさま。唐・李白〔崔郎中宗之に贈る〕詩 高きに登りて雲をめば 彷彿として丘の如し

字通「彷」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android