普及版 字通 「髣」の読み・字形・画数・意味
髣
14画
(異体字)
6画
[字訓] にる・さながら・かすか
[説文解字]
[字形] 形声
声符は方(ほう)。〔説文〕八上に「は相ひ似たるなり」とあり、を正字とする。仏・彷彿・髣髴は双声の連語でみな同じ。ほのかに相似た状態をいう形況の語である。〔説文〕に重文として籀文一字を録し、字はに作る。
[訓義]
1. にる、さながら。
2. かすか。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕髣 ホノメク・ホノカニ 〔字鏡集〕髣 ホノメク・ホノカナリ
[熟語]
髣像▶・髣髴▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報