出師(読み)スイシ

デジタル大辞泉 「出師」の意味・読み・例文・類語

すい‐し【出師】

軍隊を繰り出すこと。出兵
征清の―ありし頃」〈鏡花・琵琶伝〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「出師」の意味・読み・例文・類語

すい‐し【出師】

〘名〙 軍隊をくり出すこと。出兵(しゅっぺい)
西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉初「此時ロベルトは遇パレスタイン 亜細亜州西南の地 に出師してノルマンヂに在らざるに由り」
※布令字弁(1868‐72)〈知足蹄原子〉二「出師(スイシ)」 〔春秋左伝‐文公一六年〕

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普及版 字通 「出師」の読み・字形・画数・意味

【出師】すいし

出軍。唐・杜甫〔蜀相〕詩 出師未だ捷(か)たず身先づ死す 長く雄をして襟に滿たしむ

字通「出」の項目を見る

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