役不立(読み)やくたたず

精選版 日本国語大辞典 「役不立」の意味・読み・例文・類語

やく‐たたず【役不立】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =やくにたたず(役不立)
    1. [初出の実例]「この役立たずの石ころを抱きしめて飢え死するかも知れないような女よ」(出典:がらくた博物館(1975)〈大庭みな子〉犬屋敷の女)

やく‐に‐たたず【役不立】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 無能であること。働きがないこと。また、そのさまやその者。やくたたず。
    1. [初出の実例]「あのやくにたたずめが」(出典:咄本・八行整版本昨日は今日の物語(1614‐34頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む