精選版 日本国語大辞典 「彼きり」の意味・読み・例文・類語 あれ‐きり【彼きり】 〘 副詞 〙 ( 「あれぎり」とも。遠称の代名詞「あれ(彼)」に助詞「きり」が付いて一語化したもの )① ( 多く下に打消の語を伴って ) あの機会を最後として。あの時だけで。あの時以来。あれっきり。[初出の実例]「あれぎり参りませんものですから」(出典:怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉四)② あれ以上のことはなく、あの程度であるさま。あれっきり。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例