彼を知り己を知らば百戦殆うからず(読み)かれをしりおのれをしらばひゃくせんあやうからず

故事成語を知る辞典 の解説

彼を知り己を知らば百戦殆うからず

戦う際には、相手と自分の両方情勢を分析することが、最も重要であることを述べたことば。

[使用例] 百戦危うからざらんがためには、敵を知ると同時に己れを知らなければならぬのであるから[岸田国士*『日本を観る』の序に代えて|1942]

[由来] 「孫子―謀攻」で、勝つために必要なこととして挙げられていることば。「彼を知り己を知らば、百戦殆うからず(相手の情勢を知り、自分の情勢もよく知っていれば、何度戦っても負けることはない)」に続いて、「敵のことを知らず味方のことだけわかっている場合には、勝ち負けは半々、敵のことも味方のこともわかっていない場合には、ほぼ負ける」と述べています。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む