デジタル大辞泉 「往ぬる」の意味・読み・例文・類語 いぬる【▽往ぬる/▽去ぬる】 [連体]《動詞「い(往)ぬ」(ナ変)の連体形から》過ぎ去った。去る。「―朔ついたちの日の夢に」〈源・明石〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「往ぬる」の意味・読み・例文・類語 いぬる【往・去】 〘 連体詞 〙 ( 動詞「いぬ(往)」の連体形から )① 過ぎ去った。さる。→いぬる年。[初出の実例]「いぬる十よ日のほどより、わらはやみにわづらひ侍るを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若紫)② 帰っていく。去っていく。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例