征にかかる(読み)しちょうにかかる

精選版 日本国語大辞典 「征にかかる」の意味・読み・例文・類語

しちょう【征】 に かかる

  1. 囲碁で、自分の手が征(しちょう)に追いつめられる。
    1. [初出の実例]「碁相手の征(シチャウ)にかかる仮枕〈可候〉 頭痛は古い迯句(にげく)なれども〈夫水〉」(出典:俳諧・七柏集(1781)虫二亭興行)
  2. 追いつめられる。身の自由を奪われる。
    1. [初出の実例]「あのいなば堂は四町(シテウ)にかかった」(出典:咄本・軽口露がはなし(1691)四)
    2. 「有やうにもいはれず、いはねばまた死なふといはるる、どうもしちゃうにかかったが」(出典:浄瑠璃・天皷(1701)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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