待渡る(読み)マチワタル

デジタル大辞泉 「待渡る」の意味・読み・例文・類語

まち‐わた・る【待(ち)渡る】

[動ラ五(四)]長い間待つ。
「今度こそは!と―・ったが」〈花袋蒲団

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精選版 日本国語大辞典 「待渡る」の意味・読み・例文・類語

まち‐わた・る【待渡】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 長い月日にわたって待つ。長い間待ち続ける。
    1. [初出の実例]「沖津浪たかしの浜のはま松の名にこそ君をまちわたりつれ〈紀貫之〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑上・九一五)

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