後ろめたげ(読み)うしろめたげ

精選版 日本国語大辞典 「後ろめたげ」の意味・読み・例文・類語

うしろめた‐げ【後げ】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 形容詞「うしろめたい」の語幹接尾語「げ」の付いたもの。自身で「うしろめたい」と思っている人のようすにも、他から見て「うしろめたい」と感じられる状態にも用いる ) 不安に思っているさま。また、気がかりだと思わせる物事のさま。
    1. [初出の実例]「見すて奉り給はん後の世をうしろめたげに思ひきこえさせ給へれば」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む