デジタル大辞泉 「後件肯定の虚偽」の意味・読み・例文・類語 こうけんこうてい‐の‐きょぎ【後件肯定の虚偽】 仮言的三段論法において生じる虚偽の一。後件を肯定することによって前件をも肯定するところに生じる。例えば、「ある図形が正三角形ならばそれは二等辺三角形である」「その図形は二等辺三角形である」故に「それは正三角形である」という推論。二等辺三角形は正三角形以外にもあるからこの推論は誤りである。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例