デジタル大辞泉 「仮言的三段論法」の意味・読み・例文・類語 かげんてき‐さんだんろんぽう〔‐サンダンロンパフ〕【仮言的三段論法】 論理学で、三段論法の一。大前提が仮言的判断で、小前提と結論とが定言的判断となる。例えば、「もし乱開発が進めば自然が失われる」「乱開発が進んでいる」故に「自然が失われている」の類。また、両前提・結論とも仮言的判断のものもある。仮言的推理。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「仮言的三段論法」の意味・読み・例文・類語 かげんてき‐さんだんろんぽう‥サンダンロンパフ【仮言的三段論法】 〘 名詞 〙 三段論法の一つ。前提に仮言的判断が入っているもの。たとえば、「AならばB」という命題と「Aである」という命題とから「Bである」という命題を導く推論。[初出の実例]「仮言的三段論法とは〈略〉其の普通の形式は大前提が仮言的判断より成り、小前提及び結論は定言的判断から成って居るものである」(出典:論理学(1916)〈速水滉〉一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例