後先踏まえる(読み)あとさきふまえる

精選版 日本国語大辞典 「後先踏まえる」の意味・読み・例文・類語

あとさき【後先】 踏(ふ)まえる

  1. あとさきの事について配慮する。周囲事情をよく考える。十分に見込みをつける。
    1. [初出の実例]「此男は長崎の買物、京うりの筭用して、すこしも違ひなく、跡さきふまへてたしかなる事ばかりにかかれば」(出典:浮世草子・世間胸算用(1692)四)

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