後宮淳(読み)ウシロク ジュン

20世紀日本人名事典 「後宮淳」の解説

後宮 淳
ウシロク ジュン

明治〜昭和期の陸軍大将 陸軍参謀次長。



生年
明治17(1884)年9月28日

没年
昭和48(1973)年11月24日

出生地
京都府

学歴〔年〕
陸士(第17期)卒,陸大卒

経歴
大正8年、第5師団参謀としてシベリア従軍、14年関東軍司令部付、第4師団参謀を経て満鉄嘱託・満州国交通部顧問を兼務。昭和9年、参謀本部第3部長、10年、陸軍省人事局長(少将)。12年、軍務局長、第26師団長、第4軍司令官、支那方面軍司令官、16年、支那派遣軍総参謀長、中部軍司令官、17年大将。19年、東条英機首相兼参謀総長の時、参謀次長で同期の東条を助けた。同年4月、第3方面軍司令官として満州に赴任敗戦でシベリアに抑留され31年12月帰国。38年3月、日本郷友連盟会長。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「後宮淳」の解説

後宮淳 うしろく-じゅん

1884-1973 明治-昭和時代前期の軍人
明治17年9月28日生まれ。昭和12年陸軍省軍務局長となり,二・二六事件後の粛軍人事をすすめる。17年陸軍大将。19年参謀次長。ついで第三方面軍司令官をつとめ,満州(中国東北部)で終戦。シベリアに抑留され31年帰国。日本郷友連盟会長。昭和48年11月24日死去。89歳。京都出身。陸軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「後宮淳」の解説

後宮 淳 (うしろく じゅん)

生年月日:1884年9月28日
明治時代-昭和時代の陸軍軍人。大将
1973年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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