後弁天(読み)うしろべんてん

精選版 日本国語大辞典 「後弁天」の意味・読み・例文・類語

うしろ【後】 弁天(べんてん)

  1. 後ろ姿美しいが、前から見た顔はよくないこと。多く、女性についていう。あとに、「前不動」「前板額(まえはんがく)」「前般若(まえはんにゃ)」などを続けていう。後ろ千両前一文。
    1. [初出の実例]「声美しき女按摩は見てびっくりの不器量にて、後弁天前不動(ウシロベンテンまへふどう)」(出典:絵本時世粧(1802)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む