後押・跡押(読み)あとおさえ

精選版 日本国語大辞典の解説

あと‐おさえ ‥おさへ【後押・跡押】

〘名〙 行列や行軍などの最後尾で警護すること。また、その役や人。しんがり。
※浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵(1748)一「あすの我身の敵共、しらぬ塩谷が後押さへ」

あと‐おし【後押・跡押】

〘名〙
① 後ろから押して助けること。特に、荷車などのあとを押して、ひき手を助けること。また、その人。
※落語・思案の外幇間の当込み(1889)〈三代目三遊亭円遊〉「高台の挽車(くるま)、綱曳き跡押しで威勢能くガラガラガラと転がして来たのは」
② かげにあって力添えをしたり、そそのかしたりすること。また、その事柄や人。尻押(しりおし)
※雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉下「此の度のことには叔父に跡押しがあるに違ひないと思ひますし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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