デジタル大辞泉
「塩谷」の意味・読み・例文・類語
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しおや しほや【塩谷】
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補注]「二十巻本和名抄‐五」には「
下野国〈略〉
塩屋〈之保乃夜〉」とある。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
塩谷
しおだに
[現在地名]西粟倉村影石
吉野川支流の塩谷川沿いにある近世影石村の枝郷。「東作誌」などに影石村塩谷分とある。嘉永六年(一八五三)の内済取扱書(中島文書)に塩谷村とあるが、多くは塩谷分と記される。天明三年(一七八三)の分郷という(年未詳「塩谷村内別事」西粟倉村史)。天文一四年(一五四五)二月吉日の広峯神社(現兵庫県姫路市)社家肥塚氏の檀那村付帳(肥塚家文書)に「あわくらノ内しほたに」とある。津山藩森氏断絶後の領主の変遷は影石村と同様とみられる。「東作誌」によれば田五六石余・畑三九石余、戸数は木地師分を含めて二五、男八二・女六七。庄屋は矢代四郎兵衛。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
塩谷[町] (しおや)
栃木県中央部,塩谷郡の町。1965年町制。人口1万2560(2010)。南部は鬼怒川北岸の低地,北部一帯は高原山の南斜面が占め,町域の過半が林野である。中心集落の玉生(たまにゆう),船生(ふにゆう)は近世,日光北街道の宿駅で,参勤交代の帰路日光社参を済ませた奥州諸大名の往来でにぎわった。木材を産するほか,鬼怒川と,那珂川の支流荒川の沿岸低地には水田が広がり,米作と畜産,花卉栽培が行われる。鬼怒川北岸にそそりたつ観音岩に刻まれた佐貫石仏は国の史跡に指定されている。
執筆者:千葉 立也
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
塩谷
しおや
北海道西部、小樽(おたる)市西部の地区。旧塩谷村。1958年(昭和33)小樽市に編入。小樽市の近郊農業地区で、野菜や果樹栽培が行われ、丘陵地は住宅団地に変容した。海岸は、かつてはニシン漁で栄えた忍路千石場所(おしょろせんごくばしょ)の延長部であったが、現在は磯(いそ)漁業が行われ、また海水浴場となっている。
[瀬川秀良]
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